葬式の時の会食の思い出

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葬式の時の会食の思い出

祖母が亡くなった時

祖母が亡くなった時、まだお葬式は家から出すというのが当たり前でした。
お葬式であることはわかりましたが、親戚がたくさん集まって、何度となく近くの仕出し屋さんから料理が届くことを子供心に不思議に思いました。
自宅のすぐそばに料理屋があり、そこが毎日のように料理を運んでくるのです。

大人にはお膳が、私たち子供にはひょうたん型の入れ物に入った弁当が用意されました。
弁当と言っても、中にはお造りやてんぷらなどが入っていて、子供にとってはお腹がいっぱいになるごちそうです。
年の離れた姉から、お葬式の時にはこうやって食事をする習慣なの、と教えてもらいましたが、なぜそうやって食事をするのかなど疑問は残りました。

大人になるにつれて会食が持つ意味が分かってきましたが、理解が進めば進むほど、手配などが大変だっただろうなと思います。その大変な中で近くにおいしい料理屋があり、そこが仕出しをしてくれたのは助かっただろうな、と感じました。
今でもあるひょうたん弁当のメニューを見ると、あの時のことが思い出されます。

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