葬式の時の会食の思い出

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葬式の時の会食の思い出

母は長患いの末に93歳で亡くなりました

母は長患いの末に93歳で亡くなりました。
父が早くに亡くなってから、今まで女手一つで私たち兄弟姉妹を育ててくれ、苦労したにもかかわらず、長生きした方だと思います。
葬式では兄が喪主となり、ほとんどすべてのことを取り仕切っていました。
長く患った母が亡くなったことで、肩の荷が下りたのでしょうか、火葬場から帰る途中で遺骨の入った骨壺を振り回してしまい、親類みんなから意見されて、会食の時にはひどくしょげていました。
それでも、お酒が入ったことで気分が良くなったのか、ずいぶんとおしゃべりになっていました。

葬式に参列してくれた方や地域の方が用意してくれた料理はどれも美味しく、それで会食の場も明るくなったのかもしれません。今から考えると、親類すべてが集まったのはあの時が最後です。
その後、親類の何人かが亡くなりましたが、あのように全員が集まることはありませんでした。

定年後はのんびり生きていた母ですが、もしかしたらかなりの人望があったのかもしれません。

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