葬式の時の会食の思い出

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葬式の時の会食の思い出

お葬式の時の会食の思い出としては

お葬式の時の会食の思い出としては、20歳になるまではとても食える料理ではないというイメージが付きまとっていました。
精進料理は煮物とか刺身とか酢の物などが多く、子供の自分にとっては異次元の世界の味だったからです。
ライスとフライと果物以外はいつも残してしまっていました。

そんな不味いというイメージが付きまとっていたお葬式の会食ですが、20歳の時祖母が死去して、告別式が終わった後にそれを食べる時がやってきました。
またこれかと思い、心中ではゲンナリしながら一口目を食べたら、意外にも食えることに驚いたのでした。
それは二口目以降も同じで、結局完食できたことに自分自身がびっくりしたのです。

そして食べている最中、叔父の1人に対して「これイケるでないの?」と言ったら、その叔父も「確かにここの業者の御膳料理はイケる」と言ってくれ、やっとお膳料理を食べられる自信がついたのでした。
後日、両親も食べた業者の御膳料理に対して絶賛していたので、それ以降の御膳料理は、その業者の料理が続くことになりました。
それが現在もお葬式の時の会食の一番のイイ思い出になっているのです。

その次はそれから20年くらい経過した時のことでした。
別の親戚が逝きまして、告別式と初七日が済んで皆が食べている最中に火葬場で焼かれた骨を回収しに喪主たちと一緒に出かけました。
そして回収されて戻ってやっと食べている最中に親戚の小さな子供が骨壺に入っている骨を見たいと言い出したのでした。
喪主がやめとけと言っていたのですが、その子供は好奇心がありすぎて、結局骨を見ていたのでした。
その光景に自分自身が驚いたのです。
普通なら、骨を見たら心臓に悪い思いをするだろうに、その子はその逆を行っていたからです。
それが2番目の思い出になりました。

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