葬式の時の会食の思い出

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葬式の時の会食の思い出

家族が亡くなりますと

家族が亡くなりますと、まずその日のうちにお通夜、そして翌日には本葬である告別式が催されます。親族や故人に縁のある知人、ご友人の方々をお招きしますので、いろいろ遺族にとっては準備がたいへんですよね。祭壇の大きさや花輪のサイズ、それから香典返しのお品の選択、など。記帳のための受付も誰に頼むのか、悩むところです。
昔の田舎では、冠婚葬祭をすべて家内でおこなうというしきたりがあり、人が集められる大きな客間があったものです。
最近はすべて葬祭場を借りて行っていますし、葬儀に関わる手配も業者さんが手ほどきしてくださいますので、助かります。
私が喪主をしたときの体験ですが、このお通夜や告別式に来る人数をまず把握する、ということからはじまりました。
なぜかというと、香典返しの品などは大目に注文しても返品できるのですが、当日キャンセルできないのがお料理。会席料理やお寿司など手の込んだものですから無理もありません。私の場合、参加予定人数に3、4人は多めに予約しておきました。
余ったのならば家族で分けるか、ご親族でお世話になった方にさしあげればいいのです。

しかし、困るのは足りないとき。突然、焼香に訪れて、そのまま会食の席にまで残られてしまう方がいて、慌てることがかつてありました。
足りなかったときは、喪主を含めた遺族の分を、客人に回さねばならなかったので、いささか辛かったですね。
その体験がありますので、私は日頃あまり親しくないご親戚の葬儀に参列した時は、誘われてもあまり会食の席に行かないようにしております。香典はもちろん持参いたしますが、それをお渡ししたからと言って、料理に呼ばれる権利があると思ってはいないからです。
ご遺族はお客さまの接待で疲れていますし、故人を悼む余裕もない。そのお気持ちはよくわかりますので、なるべく、葬儀の会席は欠席させていただくことが多いのです。

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