葬式の時の会食の思い出

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葬式の時の会食の思い出

葬式の時の会食の思い出が、なぜか記憶の中に鮮明に残っています

葬式の時の会食の思い出が、なぜか記憶の中に鮮明に残っています。祖母のお葬式の時は、会場の外にある和食屋さんで行われました。
会席料理で、一品一品趣向をこらした料理が運ばれてきます。
とても悲しい気持ちなのに、次はどんなものが運ばれてくるか、わくわくして話し合って、料理についてああだこうだと感想を述べ合ってた事。値段の割にはそれほど美味しいものじゃないねとか、毒づいたりもして笑った事もありました。

それで段々、お葬式の時の重い哀しみと緊張が緩和されて行くんです。
周囲もわいわい賑やかだった事も印象的でした。
葬式という枠組みから少し外れると、人間とはすぐに切り替えられるものかもしれないですね。もちろんそれは人それぞれで、重い哀しみにずっと耐えられない人、すこしでも哀しみを忘れたいから、料理について言い合って現実離れしたい人、そういったさまざまな理由で、葬式の時の会食はわりと和やかになるのだと思います。
そもそも食事する時にめそめそ泣いていたら、食べ物がノドに通りませんし、食欲が無くなりますからね。そういう切り替えは大事だと思います。会食のときは哀しみを押し殺して、少しでも場を和ませる事が大切だと思いました。

それにしても葬式の時の会食のコースや仕出し弁当などで、これは美味しいと舌を唸らせてくれたことは未だありません。結構値段が高いのにも関わらず。なんとかならないものでしょうか。

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