葬式の時の会食の思い出

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葬式の時の会食の思い出

お葬式の時の会食の思い出といえば

お葬式の時の会食の思い出といえば、祖母のお通夜での親戚や親しい友人一同集まっての会食です。
昔は、殆どの家で、冠婚葬祭で大勢の人が集まれるように2間続きの和室の部屋がありましたが、最近はそのようなお部屋を設けているお家も少なく、葬儀はたいてい葬儀会場で行います。私の実家は広々としたリビングと和室があり、仕切りを取り除くと40人ほどは優に入れる作りでしたので、お通夜も葬儀も自宅で行いました。

お通夜では父が、「母親の最後の時だから豪盛に」と地元の割烹と酒屋でたくさんの料理とお酒を用意しました。
祖母も親戚や友人の多い人でしたし、父の振る舞いもあり、皆、葬儀というよりは大宴会のように料理とお酒を楽しんでいたのを覚えています。葬儀の料理には個人の好きだったものを入れたりするそうですが、祖母はお魚とお酒が好きだったので、随分お酒に合うようなご馳走が並んでいました。

そうしてお通夜の夜は更けていったのですが、その明け方の事もよく覚えています。お通夜で最後まで残っていてくれた親戚や友人の女性たちが、お葬式後の火葬場での待ち時間に取る会食のためのおにぎりや唐揚げ、玉子焼きなどを朝からせっせと作っていました。
葬儀の会食では、折などを注文する事が多い今の時代ですが、あれだけの人がひとつの家に集まり、親戚や友人たちと一晩中語り飲み明かし、朝は皆で助けあって大量の食事を作った祖母のお葬式は、今でも大切な思い出です。

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